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【鉄スクラップ加工処理業】(株)フクナガエンジニアリング 様

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 前身企業からの実績を合わせると、およそ50年以上の歴史を持つフクナガエンジニアリングは、リサイクル資源を収集・加工する金属リサイクル会社で、現社長の福永政弘氏は3代目にあたる。資源リサイクル、産業用コンテナバッグ、産業車両用タイヤをメインに、プルタブ・アルミ缶回収運動や、地域社会への環境教育を推進しつつも、業界では珍しいオープンな情報発信により、国内はもとより海外からもホームページを通じて多くの問い合わせや注文が毎日入ってくる。
今回は、リサイクル事業部工場長の永田展一様、リサイクル事業部の大西美香様、営業企画部の吉田建二様、そして、電話インタビューで福永政弘代表取締役にお話を伺った。

導入前の状況

吉田建二 様  フクナガエンジニアリングでは、部門によってまったく仕事が異なっており、フォーマットをひとつに統一して情報を蓄積し、共有することは、もとより困難であった。そこで、各部門で独自のソフトを使用し、日報を入力する。それをメールに転記した上で、事業部長、及び社長に報告し、必要に応じてコメントを入れ、それぞれに戻していた。それもタイムリーに返信されるわけではないために、メールの整理と、検索に多くの時間を費やしていたのである。リサイクルには、アルミ、鉄などそれぞれに相場があり、月に何回かは値段が変わってしまう。リサイクル事業部にとっては、何をいくらで買い取って、いくらで売ったか、そのときの相場(料金)はいくらだったのかということを絶えず把握しておく必要があったのである。
 「とにかく、メールが飛び交っていました。必要な情報の検索にあまりに時間がかかってしまい、なんとかならないかと皆で知恵を絞ったんです。その結果が、SFAとグループウエアの導入です。全社的な情報共有を実現するためと、その情報をタイムリーに活用するために必要なSFAはどんな機能を備えていなければならないか。半年以上幹部が集まって、さまざまなソフトを検証し、営業現場の声がソフトウエアに反映されているNIさんのSFAとグループウエアに行き着いたんです。中小企業ですから、費用対効果も気になりますし、いろんなリスクを回避するためにASPサービスでとお願いしました。何より、サーバーを用意する費用が節約できるし、煩雑な初期設定や、バージョンアップのたびの設定で四苦八苦することもないので、迷わずASPに決めました(笑)」(営業企画部吉田建二様)

導入目的

 「今、社長はどこにいるの?と聞かれても、誰も知らないという状況が頻発するようになったあたりから、自分でも各事業部の仕事がどうなっているのかが把握しきれていないなぁと自覚するようになってきました。今のメールでの日報報告システムでは、僕ですら把握できないわけですから、社員の誰も把握できていないわけです。だから、予定も立てずに気になっている事業部を巡回してみる。この繰り返しでは、状況把握どころか、冷静になって適切な指示を出すことができない。福永政弘 社長 様それと、僕のスケジュールも社員が勝手に入れてくれるようになったら、僕をもっと有効的に使ってくれるのでは… という腹積もりもありました」(福永社長)
 大阪府のIT支援事業の登録先のコーディネータからは、顧客管理と営業力に問題ありという評価であった。この解決策として、SFAとグループウエアの導入を決意したのである。ただし、トップダウンで強引に推進しようとすると社員から反発を食らうだけで、会社にとってはひとつもいいことがない。最初に必要性だけを訴えたら、最終的な決断は社員に委ねた。前述のように幹部社員が集まって侃々諤々の議論を半年間重ね、導入するに至ったのである。社長はそうした議論の場にいて、その様子をそばでニコニコしながら静観しているだけであった。SFAで日報を入力するだけで、営業力がどのようについてくるのか非常に興味を持ちながら…。

運用の誤算と定着

永田展一 様 導入研修を受けて、日報に対する社員の意識が大きく変わった。と喜んだのもつかの間、しばらく放っておいたら、忙しさにかまけて入力をさぼるものが出てくる、励ますためのコメントが攻撃するだけに終わっていたり、上から押さえつけるようなことを書いたりする上長もいたりで、散々な状況が続いた。なんとかそうした状況を打破しようと会議を開いてみても、いい手本がないとどうやって書いたらいいのかわからないというところに話が落ち着く。工場長自らが工夫して使うことで、皆の意識を変革するしかなかった。
 「私の仕事で一番大切なのは検収という仕事です。これは、運送会社にスクラップを運んでもらい、メーカーが計量したものを伝票で受け取ります。そして、うちで計量したデータと合致して大きな狂いがなければ、それで検収終了。この終了日が、以前のメール日報だと全部開けてみないとどこに何が書いてあるかわからず、必要なデータを探し出すのが大変な作業でした。そこで、終了日がわかるよう日報を遡って手でアスタリスクをたくさん入れてみたんです。日報検索の月間スケジュールでみるとカレンダー状態ですから、一目瞭然。これは嬉しかったですね。(画面参照)」(永田展一工場長)
 部内の営業の人間もこの日報に触発され、必要な情報はどこを見ればいいのか、また、見てもらうためにどのような工夫をしていけばいいのかが、次第にわかるようになっていった。営業力イコール情報力だと意識するようになり、正確に入力すること、工夫しながら入力することが当たり前になりつつあり、以前は点でしかなかった情報が線になり、次の手をどのように打っていったらいいのかが、はっきりしてきた。上司の的確でタイムリーなコメントも情報力に拍車をかけ、攻めの営業に活かされるようになった。




 また、ホームページでの情報発信にもSFAは大活躍。サイトは活気に溢れ、メンバー登録(無料)さえすれば、相場もウオッチできる仕組みだ。情報をすべてオープンにすることで、逆にお客様から信頼される企業になりえるということを、自社サイトで証明しようとしている姿は好感が持てる。
大西美香 様 「ちらしやホームページでできるだけ細かく表現しておけば、お客様は見当がつけやすいじゃないですか。どんな材質のスクラップがどのくらいでいくらというのをすべて記載しています。これは、営業が日報に写真添付で細かいデータを添えてあげてくれているので、見返して、即座にサイトにアップすることができ、タイムリーな情報が発信できていますね。お客様からのお問い合わせに対しても、写真付きのデータで送ってあげるとわかりやすいと喜ばれます。値段が変動性だから、本当に助かっています」(リサイクル事業部大西美香様)
 先行管理ならぬ、後攻管理にも一役買っているSFAの使い方のお手本と言えよう。通販で物を販売する上で大切なことは、データの正確さと鮮度である。タイムリーな情報発信の秘訣は、どこに何があるかがすくに引き出せ、蓄積されたデータをどのように加工し、表現すれば、お客様の心に響くサービスが実現できるかである。
 営業パーソンの日々の日報入力が営業力を増進し、正確なデータがホームページで表現され、その何十倍にもなって新たなお客様を呼んでくる。フクナガエンジニアリングにとってのSFAは、先行、後攻ともに、なくてはならないものになりつつある。

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導入製品

業種 導入年月 導入製品 使用部署
製造業 2003年11月 顧客深耕日報 案件創造統合
見積共有管理
NIコラボ
リサイクル事業部
ソフトバッグ事業部
エコタイヤ事業部
管 理 部

企業概要

株式会社フクナガエンジニアリング リサイクル事業部
本     社 〒536-0014 大阪市城東区鴫野西5-13-30
TEL(06)6969-3631 FAX(06)6969-3611
設     立 1994年5月
代  表  者 代表取締役社長 福永 政弘
事 業 内 容 環境資源リサイクルに関する加工処理販売、フレキシブルコンテナバッ グ「ソフトバッグ」の企画・輸入販売、産業車両用システムタイヤ「エコ ソフト」及び産業車両用ノーパンクタイヤ「キクロス」の企画・開発・輸 入販売など。
資  本  金 3,000万円
売  上  高 1,162百万円(2005年)
従 業 員 数 35名(2005年4月1日現在)
ホームページ http://www.ecosoft.co.jp/
事  業  所 本社、神戸支店、関東事務所  海外連絡事務所/ソウル、上海
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